裁判をちらつかせて契約させられるも、こちらが裁判を持ち出すとあっさりと降参しました

私は現在、看護師として働く25歳の男性です。私がかつて、NHKの訪問員に脅しめいた言動で契約をさせられ、すぐに弁護士の助けを借りて契約を解除した体験をお話しします。

私は職業柄自宅にいることが少なく、テレビをつける時間はほとんどありませんでした。その当時はNHKの受信契約をしていない状態でした。ある時、もうテレビは必要ないと思い売ってしまいました。

ある休日にNHKの職員が家にやってきました。「家にテレビはありますか?」と職員から聞かれ「無いです」と答えると、「パソコンやスマホも対象なんです。玄関の前の車にはカーナビもついていますよね」と言われ、さらに「契約は義務なので書類にサインしてください」と一方的に言われました。

会社に迷惑がかかるかもしれないと思い仕方なく契約することに

私は当然反論しました。「パソコンはありますがテレビは見ませんし、カーナビもテレビ機能はありません」。しかし相手は、「お宅みたいな人が多いんですよね最近は。放送法で決まっているんですよ契約が。しかもお宅の家は5年も未納なんですよ。」とさらに畳みかけてきました。

その言い方に私は腹が立ち「それは知りませんよ!」と思わず声を荒げて言ってしまいました。それでも相手はひるむどころか、「お宅ね、裁判で負けますよ。判決出てるんです。5年間の未納代金とか裁判費用とか色々とお金かかりますし社会的地位だって有るでしょう。あなたの会社にも影響ありますよ。私は別にいいんですよ、契約しなくて。」と脅迫まがいの事を言ってきました。結局、私は会社に迷惑をかけてはいけないと思い契約することになりました。

納得のいかないやり方に対して弁護士に相談することに

翌日、出社し同僚と上司にその話をしていると、会社の顧問弁護士に相談してみてはどうかと提案があり相談してみることにしました。顧問弁護士の見解は『パソコンはテレビ視聴を目的としたものではなく文書作成やインターネット検索のために使用している。カーナビは車を目的地まで誘導する補助具でありテレビ観賞用ではない。さらにNHK職員の発言は裁判事例を立てにし脅迫を含んでいる』とのことで、すぐに契約をした職員とその上司を事務所に呼び出し話をすることとなりました。

「脅迫訪問に対する裁判を起こす」と伝えると態度を豹変

私と顧問弁護士とNHK側の三者の話し合いが始まりましたが、NHK側は「あくまで仕事をしただけです」と主張したため、私は「それでは正式に、脅迫をされたということで裁判を起こします」と通告しました。すると同席していた上司が急に態度を変え、「所属長に契約解除について話してみますね。穏便に行きましょう。」と言い、席を立って所属長に電話をかけました。ものの5分ほどで戻ってきた上司は、明らかな作り笑顔で「今回はこちらにも落ち度があったので契約は解除しますね」と言いました。

弁護士曰く「NHKは公共放送のイメージとは裏腹に、かなりグレーゾーンで契約させているんですよね。素人や法の知識のない人に対してはすぐに法律の名前を出して驚かせておいて、裁判というワードで落としに来るんですよ」と話していました。

この私の経験から、NHKが契約を取りに来た際は、すぐに動画を撮影し違反行為がないかどうかを証拠として残しておくことをお勧めします。今回の私の場合は、契約を結んだ職員が自分の発言を認めたので良かったのですが、人によってはとぼけて「言った覚えはないです」と非を認めない者もいると思いますので注意が必要です。