夜遅くに訪問してくるNHK受信料の徴収員に自分のつらい境遇が重なる

現在求職中の39歳の男性です。現在は実家住まいで住居に係る費用は親が負担しています。NHKの受信料についても親が払っていると思います。

見ていないから払わなくていいんじゃない?よくわからないけど

今は、無職で実家の世話になるしかないのですが、以前、勤めていたころ、会社に斡旋されたアパートを借りて一人暮らしをしていた時期がありました。その時、最初は受信料を支払っていませんでした。正直なところNHK受信料のことなどよく理解していませんでしたが、友人から「NHKの受信料など支払う必要はない。そもそもNHKなんて見ないのだから」という話を聞いていたことが主な理由です。

確かに一人暮らしの時にテレビでNHKを見ることはほとんどなかったので、支払う必要はないだろうという方に賛同したのです。ですから、はがきによる受信料の支払い催促があっても無視していました。

しかし、当時NHKは受信料の徴収を強化していたのか、はがきの通知を無視し続けた結果、アパートに訪問員がやってきてNHK受信料が未納なので納めてくれと催促するようになったのです。大して給料もよくないし、支払い負担が増えるのがどうしても嫌だったので、「今は印鑑が家にないからまた今度にしてくれ」といった嘘をつき、追い返しました。

同じ境遇に同情

僕の狙いとしては、『多くの人が支払っていないのだから、断り続けていれば、そのうちこの訪問員も無理だと察して徴収をあきらめるだろう』と思っていました。しかし残念ながらこの考えは甘く、訪問員は夜10時過ぎにまで訪ねてきてNHK受信料を納めてくれと言ってくるのです。結局あきらめたのは僕のほうでした。

その頃の僕は、長時間勤務を強いるいわゆる「ブラック企業」に勤め始めてしまった最初の時期でした。ですから、夜遅くに個別訪問して受信料徴収をしなければならないNHKの訪問員に同情してしまったということも大きな理由になりました。それ以降、実家に戻るまで、僕は受信料を支払っていました。

 僕のこの体験は、今から10年以上前のことです。すでにその当時から、NHK受信料の支払い拒否問題などが話題になっていたそうですが、僕は支払った方がいいのかなと思います。普通に給料があれば問題なく支払える金額です。支払催促を無視し続けるのも気分がいいものではありません。世の中で定まっているルールはほとんどが真っ当だと思うので、真っ当なものには従った方が自分の為だと思うからです。