一つの番組をきっかけにNHK受信料を払うことにしました。

私は現在65歳の女性です。高等学校の教員を定年退職し、現在は無職です。

30代前半の頃はNHKの受信料を支払っていませんでした。当時、テレビは見ていましたが、殆ど見ていないNHKの受信料を払うのはおかしいと思っていたからです。そのことをNHKの人に言うと、「アンテナを設置した時点で受信料を払わなければならない」と言われましたが、それはおかしいと思い、長らく受信料を払わない状況でした。しかし、ある理由から受信料を払うことにしました。そしてそれは現在まで続いています。

NHKの番組をぜひ見せたい

私は高等学校の教員をしていたのですが、ある時、たまたま見たNHKの番組が心の中に残り、生徒にも見せたいと思いました。そこで、NHKに問い合わせをしようと思いましたが、それには先ず受信料を払うことが必要だと思いました。教師が受信料を支払わず、放送したものだけを利用するのはダメだと思ったからです。

例えば、授業でその放送を使ったとして、何かの時に私が受信料を払っていないことが分かったりすると、正々堂々とした立場ではいられなくなると思ったからです。NHK受信契約については自分の方から申し出をしました。ただ、利用したかったその放送は、結局見つけ出すことができず現在に至っていますが、受信料は払い続けています。

NHKに対してはチョットだけ注文もあります

衛生放送は受信していないのですが、あるとき、「衛生放送を受信しているのなら受信料を支払ってください。」という手紙が来ました。NHKとしては、受信しているのならばという事務的な連絡だったのかも知れませんが、こちらとしては、受信しているのに受信料を払っていないと思われているのかと思い、気分の良いものではありませんでした。こちらからNHKに電話をし、「受信していないのにNHK受信料を払ってくださいというのはどういうことですか。」と尋ねました。NHKの方は「受信していないのならばいいのです。」と簡単に答えられてしまいましたが、相手が不快に思うような連絡は避けるべきだと思いました。

NHKのBS番組紹介を見ていると、とても見たいと思う番組もあるのですが、テレビを見る時間があまりないので、今のところはBSは見ていません。NHKの番組は他局に比べて質の良いものが多いことは確かだと思いますし、法律でも決められていることですから、これから先も受信料は払おうと思っています。しかし、これから先インターネットでの放送にも参入するということで、NHK受信料の支払いについても新たな課題が出てくるのではないかなあと思います。

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