私は40代後半の介護士として働くシングルマザーです。
今から1年ほど前だったと思います。まだ20代位と思われる男性が首にタオルをかけた格好で「NHKの受信料支払いのお願いに来ました」と訪ねて来られました。私は「NHKの職員がタオルかけて?」と思いましたが、真夏でもありましたし、暑い中を一件一件訪問しているのか思うと同情して支払うつもりはなかったのですが、話を聞くことにしました。
今後はNHK受信料の支払いは義務になると言われると、、
一通り説明を聞いたうえで、「NHKは全く見ていないので結構です」と断ったのですが、「見ていなくても今後、NHKの受信料の支払いは義務づけられるようになるんですよ」と言われました。強い言い方をされたらこちらも強気で断る事ができたのですが、とても腰が低く、丁寧に説明してもらったうえに義務づけられるとまで言われると「支払わないといけないな」と妙に納得してしまい、契約する事にしました。
本当にNHKの職員なのかなと不安がありましたが、契約の際にNHK契約センターらしき所にその場で電話をされ、私と契約担当の女性が直接話をして、契約内容の確認と、引き落しの説明を聞いて契約書にサインをして終わりました。契約書の控えをはがきサイズのファイルに入れてくれたのですが、ちゃんとNHKの文字とイメージキャラクターが載っていたので間違いないだろうと安心しました。
NHKからの訪問員は、結局ホンモノ?ニセモノ?
数日後改めて名刺を確認するとNHKの職員ではなくてNHKから委託された業者の方だとわかったのでまた不安になり、クーリングオフをすべきかどうか考えていると「NHKの受信契約ありがとうございます」と契約した時とは別の男性から電話がありました。契約書に押印漏れの不備があったとの事で、私は内心「指示どおりにしただけなのに」と不満に思いましたが、訪問してこれらた職員はまだ新人だったそうで、その不手際を謝罪されたうえで、私の都合の良い日に再度出向いて頂くことになりました。
改めて訪問して来たこの職員もまだ若そうな感じではありましたが、慣れた感じではありました。そこでNHKの職員ではなくて委託業者なのかを聞きました。やたらNHKを口にするとか、NHKの職員だと言い張られると詐欺かと疑いますが、あっさりその通りだと言われ、むしろ安心したのを覚えています。ただ、「契約が義務付けられる」という説明が本当だったのかを確かめたかったのですが、そんな事は無いという返事が帰ってくるのが怖くて聞けませんでした。
2ヶ月で2520円。ほとんどNHKは見ていないけど義務づけられると聞いた以上支払わないといけないかなと感じています。本当に義務づけられるのかは分かりませんが、周りに聞いてみると一戸建てに住んでいる人はほぼNHK受信料を支払っていると聞き、とりあえず私も払っています。