私は現在、マンションで一人暮らしをしている独身の女性です。引っ越しに伴い、NHKの受信契約の届出住所を新住所に変更するため、NHKに電話をして手続きしました。それから約一年後にテレビが故障してしまい見られなくなりました。でも、あまり収入もなく質素に暮らしていましたので、もうテレビは買わないでおこうと思い、NHKに解約の申し出の電話をしました。
テレビが壊れただけではNHK受信料の解約はできない?
すると電話に出た女性の方が、「解約するには、テレビを処分した際に発行される書類の確認が必要」と言われたので、私は、「まだテレビは処分しておりませんが、テレビ自体が壊れて見られなくなったので解約をお願いします」と答えました。すると女性の方から、「テレビが御自宅にある場合には解約はできません」と断言され、私は何も言い返せなくなり、『そういうものなんだ、、』と素直に信じて泣き寝入りせざるを得ませんでした。
そこから半年ほどNHKの受信料を払い続けておりましたが、ある事情で派遣をクビになり仕事を辞めてしまいました。そこから何ヶ月間か貯金を取り崩して生活していましたが、もう切り詰められなくなるところまできたので、もう一度NHKに電話をし、事情を説明しますと、NHK側からの返答は、「担当者が自宅に行って確認します。担当者が本当にテレビがつかないと判断した場合には解約の申し出を受け入れます」とのことでした。
実際にテレビが壊れているのかNHKから確認にきた
私は一人暮らしですので、もし男性の方がこられても家に入れることには抵抗がありました。ですが、解約できるならと、家に担当者が確認しに来るということを承諾しました。そこから一ヶ月後くらいに男性の担当者が訪れました。テレビは壊れているのに、その担当者は、何度もコンセントを抜き差ししたり、スイッチをいじったりしていました。『もしかして修理しようとしているのかな?』とも思ってしまうような光景でした。30分ほどもその男性は部屋の中にいました。しつこくテレビのあちこちをいじっておりましたが、どうしてもつかない事を確認しますと、やっと解約の手順の話をしてくれました。
私はその時『NHKを解約しようとしたら、ここまで執拗に確認されるんだ』と、少し恐怖さえ覚えました。その後の手続きは無事に進み、解約することができて、NHKからの引き落としも無くなったのでりましたのでようやく安心しました。
一言コメント:
この体験談を聞いたときは正直「この話、本当かな?」と思いました。受信設備が電波を受信できない状態(壊れたなどの理由で)であれば、テレビが家にあっても解約はできるはず。