私は現在33歳で、妻と3歳になる息子の3人で3年前に建てた一戸建てに暮らしています。そんな私がNHKの受信契約をしたのは、いや、してしまったのは10年ほど前のことになります。
大学を卒業した私は、関東地方への就職のために地元を離れ、会社が借り上げた賃貸アパートで一人暮らしをすることになりました。住み始めて数か月が経ったころ、アパートに「NHKの者」を名乗る男性が訪ねてきました。
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NHK受信料契約の訪問員に対する作戦成功!
この頃の私には、こういった勧誘の人への対処はインターフォン越しではなく直接話した方が相手も引き下がるという全く根拠のない自信がありました。そのため、その時も迷わず玄関を開け、対応することにしました。とりあえず契約せずに帰ってもらうことができれば諦めるだろうというのが私の狙いでしたので、引っ越してきたばかりでテレビがまだ届いていない事を伝えました。すると案の定、「わかりました、それではまた来ます」と言い、帰って行きました。作戦大成功です。
NHK職員の2度目、3度目の訪問にも連戦連勝?!
これでもう来ないだろうと思っていたのですが、数日が経ったある日「ピンポーン」とチャイムがなりました。インターフォンの画面に映るのは、同じ「NHKの人」でした。驚愕です、まだ粘ってきたのです。とりあえず、追い返す戦略に変わりはなかったので、「テレビは届きましたが、まだ接続していないので、見ていません」と伝えると、「そうですか、それではまた来ます」と言い、また帰って行きました。
今度こそもう来ないだろう、、、「ピンポーン!」ハイ来ました!。さらに数日後のことでした。「接続しましたけど、NHKは見てません」「NHK受信料は見ても見ていなくてもお支払い頂く義務があります」「そうなんですか?、、、。支払いは現金ですか?」「いや、カードでもお支払いできます」。おっと!まだ神は見捨てていませんでした!。「いやぁ~、今カードを作っている所なので、出来たら払います」「わかりました、また来ます」、、、
最終的に勝ったのはどっちだ!
次の週、「ピンポーン!」。「ですよね。来ると思ってました」もはや少し仲良くなっていました。「カードは、、、?」「はい、できました!」「では受信料の支払いをお願いします」「ハイ!」。完全に相手の粘り勝ちでした。あれだけ粘られると逃げ道がだんだん無くなっている事に気が付きました。
これが私がNHKの受信契約をするまでの流れでした。振り返ってみれば、わかった事もあります。言い訳を変えなければおそらく支払う事はなかったのではないかと思うのです。テレビを買う予定がないと言ってしまえば、おそらく室内まで確認するわけではないので、この一点張りで逃げ切れるのではないかと思いました。もう私はできませんが。皆さんも試してみて下さい。