批判的だったNHK受信料の契約を見直した矢先に残念

私は40歳の男性会社員です。
今年の3月、人生で初めてNHKと受信料の支払いについての契約をしました。

23年間、頑なにNHK受信料の支払いを拒んできましたが

大学に入学して一人暮らしを初めてから23年間、放送法や受信料、NHKの契約の取り方に疑問を感じていましたので、NHKとの受信契約を結んだことはありませんでした。
何度もNHKの委託業者が家を訪ねてきましたが、自分の考えを伝え、相手方から納得できる説明をしてもらえなかったので、お引き取りをいただいていました。

しかし今年、家を新築したのですが、立地的に電波を受信しにくいため、共同アンテナに加入しなければならないことが判明しました。加入の手続きをしてみると、NHKの光ケーブルを使うので、NHKへの加入が絶対条件だということが分かり、苦渋の決断で加入申込をしました。申込書にはご丁寧に衛星放送受信機器の有無の質問まであり、全く興味のなかった私は「無」に黒々と丸をつけました。おそらく丸を付けることで、衛星放送の契約を迫る通知が家に送られてくるのだと思います。

NHK番組は見てみたら意外に面白い!

無事に工事も終わり、新しい家での生活を始まりました。受信料を払っていなかった頃は、私なりの筋としてNHKを一切見ていてなかったのですが、受信料を払い始めたので、久しぶりに見てみると驚きました。結構、面白い番組が多いのです。自分が大人になったせいか、教養チャンネルやドキュメンタリーなど、大変凝った内容で、思わず唸ってしまいました。これなら受信料を払う価値はあるなと思っていましたが、ガッカリする出来事が起きてしまいました。

NHK側の手違いで受信料支払いの手続きがされていなかった

申し込んだ契約が成立していなかったのです。我が家は申込を今年の1月に行い、ケーブルの引き込み工事を3月に行いました。共同アンテナ組合の担当者からは、手続きに少し時間がかかるとは聞いていましたが、7月の終わりになっても請求書が到着しませんでした。組合の担当者に問い合わせても、なかなかハッキリしないので、NHKの契約窓口に電話してみました。なかなか繋がらず、ようやく繋がって用件を伝えると、そもそも私との受信料支払いの契約が結ばれてないと言われました。そんなはずはないと思い、共同アンテナ加入時の申込書のコピーがあるから、間違いないはずだと伝えると、調べてから後程連絡すると伝えられました。

その後の連絡で、私の申込を受理した放送局の手違いで、手続きがされていないことが判明しました。後日、6月7月分の請求書が届き、きちんと支払いました。人生初のNHK受信料支払いです。電話窓口で受信料支払い義務があるのは3月からと確認したにも関わらず、6月分からしか請求がなかったのですが、また面倒なことになるのはウンザリだったので、連絡はしませんでした。

NHKは組織が大きいので難しい面はあるのでしょうが、、

一口にNHKとはいえ、色々な会社や放送局に分かれているので、なかなか意思統一や事務の連携など難しいところはあるのでしょうが、これはあんまりな対応です。もともとNHKの受信料に批判的な意見が多い中、このような手続き面はしっかりしてほしいと思います。番組など、面白いものを作っているのにもったいないと思います。私に起こったことが、レアケースであることを切に願っています。

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