私は30代の専業主婦です。4年ほど前からテレビを見なくなり、夫と相談して、3年前にテレビを手放しました。その時点では毎年NHKに地上波契約の受信料のみを支払っていました。
テレビは手放したけどNHK受信料は払い続けることにしました
テレビを手放したと同時に受信契約を解約しようかとも思ったのですが、NHKは、例えば宇宙や人体についてなどとてもいい番組を作られます。評判の良かった番組などは実家の母や友人にDVDに録画してもらって見たり、NHK出版の書籍を購入したりして楽しんでいたので、応援の意味も込めて受信料を払い続けていました。
ただ正直に言うと、解約手続きが面倒だったという理由もあります。テレビがないことをどう証明したらいいのか、ただの払いたくないだけの人間と誤解されないか、という不安があって、手続きになかなか腰が上がらなかったのは事実でした。
衛星放送の受信設備のあるマンションに引越したところ、、、
そんな折、引越しをしました。今度の住居は新しいマンションで、これまでの引越と同様、NHKには住所変更の手続きをしました。すると転居して2週間ほど経ったある日、NHKの女性がやってきました。そして、このマンションはすべての世帯で手続きなしでBSが視聴できるので、BS分の受信料も払ってくれ、と言われたのです。
いくら応援したい気持ちがあるとはいえ、毎年2万円、いや3万円ちかくも払うとなればさすがに話は違ってくると思い、その女性にテレビはないということを話しました。すると女性は「見ていないのに受信料をいただくわけにはいかない」とおっしゃって、解約を薦めてくださいました。そして「後日職員がテレビがないことなどの確認に伺うかもしれないが、その際は協力をお願いします」とおっしゃって帰って行かれました。
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電話だけでNHK受信料解約の手続きが済みました
これはついに解約するいい機会が来たのだと思い、思い切ってNHKに電話をかけると、「いつからテレビがないのか」、「カーナビでもテレビを見ることはできないのか」、「スマートフォンでも見ることはできないのか」と質問されました。我が家は車自体がありませんでしたし、スマートフォンもテレビが視聴できない機種でしたので、そのとおり正直に答えると、それで解約となりました。後日、職員の方が確認にいらっしゃると思っていたので、とても緊張していたのですが、結局、電話確認のみで解約が済みました。そして電話の最後に、「3年前からテレビが無いということだが、そこまで遡って返金することはできないがいいか」と確認され、そんなことは少しも望んでいなかったので、了承しました。
すでに支払ったNHK受信料は戻ってきませんでしたが
当時我が家はNHK受信料を年払いにしていたので、その電話の日から先の分を月割りにして返金してくれました。振り返ってみると、NHK受信料支払いの解約は想像以上にあっさりとしていました。これだけ簡単だったのならば、もっと早く連絡していれば、と考えなくもないですが、応援という意味で受信料を払っていたことは特に後悔していません。
NHKの方たちは、様々な考えを持つ人達にたくさんの苦情などを言われて疲弊しているせいでこんなにあっさりしているのでなければいいけれど、と思ったことを覚えています。
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