乱暴なNHK訪問員に苦情入れるも返事なし

昨年結婚し、妻と二人で団地に住み始めました。もちろんテレビはあります。実家でも一人暮らしをしていた時もずっとNHKと契約し受信料を払い続けていましたし、新居でも受信契約するつもりでした。ただ引っ越し当初はバタバタしていて自分からは申請していませんでした。そんな時に、NHK代理店の訪問員がやってきたのです。

NHK訪問員は何度もベルを鳴らす

その日私は仕事で不在でした。妻は体調を崩し床について休んでいました。昼前にインターホンが鳴ったのですが、妻は起き上がるのも辛く出ませんでした。すると繰り返しインターホンが連打されました。何か緊急の用件かと思った妻は、何とか起き上がりインターホンに出ました。

するとNHKを名乗る男が、玄関を開けるよう言ってきたそうです。そこで妻は「今体調が悪いので申し訳ないが日を改めて欲しい」とお願いしました。するとその男は「今日じゃないといけない、法律で決まっているんだ」と脅す様な強い口調で言ってきました。大人しい性格の妻は、辛い身体をおして玄関の扉の前まで行き、チェーンは掛けたままで扉を開けました。

態度の悪いNHK訪問員に対して苦情のメールを送る

開けるやいなや、目の前に男の手が伸びてきて扉を掴むと、無理矢理引っ張り開けようとし、チェーンが限界まで伸び切ってガチャンと大きな音を立てました。妻は驚いて飛びのきました。「ちょっと、これじゃ開かないでしょ。チェーン外してもらわないと」男の声はいら立っています。妻は恐怖にすくみあがりました。

しかしなんとか勇気を振りしぼり、男へ言いました。「すみませんが、今は主人もいないですし私ではどうすればいいのかわかりません。体調も良くないので今日は帰って下さい」あまり人に強く言えないタイプの妻にしては、精一杯頑張った言葉でした。

妻が本当は気弱な性格だとは知らないからか、意外なことに男はすんなりと引き下がりました。「それじゃあ資料ここに入れとくんで、必ず契約して下さいね」。そう言うと幾つかの書類を扉のドアポケットへ無造作に突っ込みました。「はい」妻が返事してそっと扉を閉める時、男が舌打ちしたのが聞こえました。また怖くなった妻は何も言わず扉を閉めて鍵をかけました。外で何かを蹴る音がしました。男がガスメーターの扉か踊り場の柵を蹴ったようでした。階段を下りて行く足音が聞こえなくなるのが確認できるまで妻は扉の中に立っていました。

その日の夜、私は帰宅してすぐ事のあらましを聞きました。妻はまいっていました。私はNHKの営業所を調べ、苦情のメールを送りました。どういう教育をしているのか、代理店へ確認して内容の報告と謝罪に来るようにと書きました。何日たっても返事はありませんでした。

お粗末すぎるクレーム対応 責任はNHKか契約受託業者か?

その3ヶ月後くらいでしょうか、私が休日で家にいる時に、またNHKの訪問員がやってきました。前回とは違う人物でした。私はてっきりやっと報告と謝罪に来たのだと思い応対しましたが、違いました。苦情の件すら全く知らない訪問員が、受信契約の為に来たのでした。私は怒りました。

前回の男の事を話し、苦情を入れたが返事が無い事も伝えました。訪問員は一応謝っていましたが、別の代理店じゃないかとも言っていました。だから自分は知らないと。

仮にもNHKを名乗っておいて、知らないで納得できるでしょうか?ともかく報告と謝罪に来ない限り信用できない、前回の乱暴な男の件について解決してから受信契約をすると訪問員へ言いました。戻って上司に伝えておきますと答え、帰って行きました。

そしてまたその3ヶ月後、再び別の何も知らない訪問員が来ました。同じ話を繰り返しました。苦情にちゃんと対応してくれたら、契約するし受信料も支払うと言うと、やはり戻って上の者へ伝えますと言って帰りました。

それ以来、誰も来ていません。もちろんメールも電話もありません。これがNHKです。私はとっくに受信契約の準備はしていますが、向こうがこの調子ではいつになるかわかりません。

一言コメント:

NHK受信料に関しては、NHKが自ら「契約」という形をとっている。であるなら、しっかり納得してもらえるように説明するなどの対応が求められるのだが、これでは「強制」と変わらない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です